2013年 09月 23日
風立ちぬ
今更ながら漸くやっと見てきた。
いつもなら年にせいぜい1回?、下手すると2・3年映画館のスクリーンなぞ見ないで居る事も珍しくは無いのに、少し前には「少年H」、昨日は「風立ちぬ」を見てきた。

「少年H」の原作者であり、主人公の妹尾河童の本は何冊か読んでいるが、この自伝的小説は読んでいなかった。
本当は「風立ちぬ」を見たかったのだけれど、妻が今回はこれと強硬に言うので、決して興味の無い作品ではなかったし、妻の仰せに素直に従って見て見た。

まぁ映画としては可もなく不可もなく、戦前~戦後と言う時代に存在していなかった私の頭の中にある、その時代の風景や生活や思想がリアルに描かれていたし、それなりに面白い映画だった。


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(記事の内容と写真には全く関連性はございません)

E-M5 MZD45mm

そして昨日見てきた「風立ちぬ」だ。
封切後から色んな感想を見聞きしてきたが、決して良い感想ばかりではなかったように思う。

実際に見て思った事は、きっと好き嫌いが両極端に分かれるんだろうな~と思う映画だった。
今までの一連の「大人から子供まで楽しめる」ファンタジー的作品からは、大きく(でもないか?)逸脱しているように思えるし、主人公のその時の生き方や行動に嫌悪や違和感を感じる人も少なからずいるだろう。

私は偶々、主人公と同じ様な仕事を生業として生きているので、広い設計室一杯に置かれた製図板(あの当時はドラフターなんて無かったんだ・・・と再認識)の上の図面や、タバコの煙で濛々としている中で「あ~でもない、こうでもない」と議論しているシーン等々、懐かしくもリアルに思い出せて凄くノスタルジックな気分にさせられた。

今時の設計室は製図板はおろか、ドラフターさえ見当たらず、デスクにはPCのモニターが整然と並び、仕事中はおろか、打ち合わせや会議の時にタバコの煙が・・・・なんて所は日本中探しても殆どないのじゃなかろうか。
そして主人公と許嫁との純愛・・・・私ですら良く理解出来ないけれど、私たちの世代から一世代・二世代前はこれが普通で珍しくもなかったのではと思える。

きっと、この映画を見て素晴らしく感動し共感できる年代って、私らから半周り位下の年代の人までなんじゃなかろうかと・・・・それも、一生懸命仕事をして来た人間に限られる・・・かと。

私はと言えば、中盤から後半にかけてボロボロにこそならないが、なんだか目の端が妙に湿っぽく、ハンカチを出して拭くほどじゃないけど、いつまでもそっと指で目の端を拭いていた。

映画が終わってトイレに入ったら、私と同じくらいのおっさんが眼鏡を外して、ハンカチを出して・・・・鼻をグジュグジュ言わせながら・・・・お~お~、分かる分かるその気持ち分かるよ、ご同輩。

情けない事に、その後イオンの中を歩きながらもまだ涙が止まらず、今度こそハンカチを出して拭きながら歩いていた。
きっと、すれ違う人たちは「変なおっさんだなぁ」と思われただろう・・・いやぁ~ホントにボディブローのジワジワと効いてくる映画だ。

一緒に見ていた妻の好みには合わなかったんじゃ無かろうかと思ったが、私より何倍も涙腺の締りが、良く血も涙も無い女と呼ばれている彼女さえ「私でも、ぐっと来たよ」と答えてくれたのがうれしかった。

きっと、近いうちにもう一度見に行くんだろうなぁ・・・いつまでやってるんだろう?
なんたって、夫婦どちらかが50歳以上だと二人で2,000円で見れるのだ!!歳をとるのも悪くない(^^)

んで、特別に感動的だとかドラマチック!と言うシーンは無いのだけれど、とってもとってもいい映画だった。
・・・・・のだが、気になる部分も一つ二つあった。
どうしてもファンタジック要素を盛り込みたかったのかどうかは分からないけれど、あの夢の部分って必要なの?
そして、デカイスクリーンで見た所為かも知れないが、アニメのクオリティが若干落ちていたような気が・・・する、いや気の所為かも。



我が家の近くじゃホントに釣れないのだ・・・・
で、またまた金曜の夕方から県北に走ってみた。

夕マズメこそチョボチョボだったが、気分転換に場所移動・・・・・・これが大正解で、いきなり入れ食い状態!!

その後も、日付が変わる時間帯までポツポツ釣れるのだが、とりあえず仮眠をしようとビールを飲んで寝たか寝ないかの内にアラームがなり目が覚める。

まだ完全に覚醒しておらず、かなりボーっとしながら一投目・・・・いきなりドン、少しだけ覚醒してきた2投目・・・・再度ドン!!
こりゃ明るくなるまで再び入れ食いモードかと思ったが、その後は・・・・・・ポツリ・・・・・・・・ポツリになり、明るくなったら全く無反応に(^^;


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23杯かけて21杯ゲット、2杯は足元でオートリリース。
我が家の分は既にストックが貯まっているので、親戚・近所に喜ばれているのか、迷惑がられているのか知らないが無理矢理お裾分け(^^;

by Tome300 | 2013-09-23 10:14 | その他 | Comments(4)
Commented by nanaichi at 2013-09-23 20:26 x
げっ!乱獲ぅ~

だんな、あおりーなちゃん居なくなりまっせ。


「風立ちぬ」観にいってみたいんだけど・・・なかなかお暇が。

私の亡きオヤジ殿はヒコーキ野郎だした。
子供の頃に地元の河岸に舞い降りた水上飛行機を見て飛行機に乗りたくて。
その後、念願叶い大型水上飛行艇のパイロットとなりました。

終戦後は未練無く下りちゃったけど・・・ね
Commented by Tome300 at 2013-09-24 15:03
nanaichiさん、こんにちは。
これ位ならまだ可愛いモンです、クーラーボックスにはまだ余裕があり
ましたから(^^;

「風立ちぬ」・・・・絶対にお勧めです。
特に書かれているような親父様をお持ちなら、見てる内にシンクロして
きてエンディングのあの曲が流れ頃には・・・もう(^^;
そして、しばらくトイレの個室に閉じこもる事になるかと(^^;;

もう一度言わせて頂きます、ぜひとも万難排してスクリーンの前へ。
Commented by nanaichi at 2013-09-30 19:57 x
昨日、観に行ってきたよ~
もちろん、50才以上夫婦割引。
免許証はかみさんのを・・・ ^ ^

宮崎作品としては少々テーマが分断されちゃって消化不良気味かな・・・
もしかしたら本当はもっと長い時間がほしかったかも・・ね。

それでも個人的には戦前人のロマンやノスタルジィを存分に味わった。って感じです。

いま自分たちが忘れかけている、懐かしさすら覚える日本人像なのかな・・?

Commented by Tome300 at 2013-10-01 23:27
nanaichiさん、こんばんは。
さっそく行かれましたね、もちろん夫婦割引ですよね~(^^)

確かに盛り込みすぎなのか・・・って気はしました(記事中の夢の部分とか)
あの内容なら、逆に3時間見ていたいって気がします(^^;;

なんと言うか、自分たちが生きて来たではないけれど、聞き伝えでかな
りリアルに知っている時代ですよね。

今の時代もすごく便利で、物の溢れている、ある意味素晴らしい時代だ
とは思うけれど、その今の時代に無くなってしまった何かを感じさせてく
れますよね。
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