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2020年 01月 22日
朦朧
本当にパッとしないと思えば、予報外に晴れちゃってあれ?星出とるやん!?しかし、こっちはすでにアルコール燃料投下済み(;;)
お!なんか晴れそう!色付きそう!と思って出掛けて見れば(;;)・・・・この日の海もそんな感じ。

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少しは雲が切れてくれないかなぁ・・・・と願ったけれど、日没の時間までずっとこんな感じ

話変わって某K.comを覗いていたら面白いのを見つけた


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私の大好きな米さんが書かれた記事なのだが
要約すれば「インスタ映え」に代表されるような過剰なレタッチはあかんでしょ!と言う内容で
まぁ確かになぁと思うんだけれど・・・・なにも、そんな婆臭い事書かんでもと思ってしまう

私もタイトルに「landscape」などと標榜し、風景写真を撮っている人間だけれど
自然風景に過剰なレタッチは無用と思って「は」いる

でも、段階フィルターや円形フィルターも使うし、稀にマスクまで使って補正する
但し、それが使われたと察せられない程度の味付け、メリハリ+α程度にとどめている(つもり)

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まぁ、見てくれる人にあまり違和感を与えない写真を目指している
たまに違和感バリバリだよな?ってのもあるかもだけれど、お目こぼしをして欲しい

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結局は写真なんてものは(特に我々アマチュアの)自己満足な自己表現で
本人がそれで良ければ何やっても構わないと思う

嫌なら見ないだろうし、良いなぁと思えばブックマークして見続けれ良いだけだ

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下の記事の夕暮れのタグボートの写真など、普通に見れば超過剰レタッチなのだろうけど
普通に現像して、モノクロにしたレイヤーをオーバーレイさせてるだけなのだ
これで表現される雲の表情や、様々なディティールの味が好きでやってるいるだけの、超個人的趣味趣向だ

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これもモノクロレイヤーをオーバーレイさせた

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話は戻って本題はこれからだ

過剰なレタッチ云々は、米さんが目指す自然な自然風景写真はこうだと書いているだけだし
(そんな婆臭い事言うなよ、アンタより年寄りのジジイの私でもそこまでは言わんよとは思うけど)
米さんを信奉する人向けのレクチャー記事だろうから、格段問題なかろうと思う

しかし、日周運動とホタルの写真に関しては、そりゃ違うでしょと(^^;
(詳しくは記事のP3・4を読んで欲しい)

彼女は日周運動は比較明合成で撮るのは宜しくない、バルブで長時間露出で撮るべきと仰っている
で、実際に40分のバルブで撮られた日周運動の写真を掲載されている

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何故に宜しくないのか?「比較明合成は簡単」だからだそうな
バルブだろうが、比較明だろうが撮ってる実時間は同じだ
何枚か試し撮りをして絞りとISOと露出時間を決めて、じっと待つ事・・・・手持無沙汰だ
長時間一発撮りだと露出の決定が難しいかも知れないが
そんなモン高感度で何枚か撮って、適正値を計算すれば大ハズレは無いはずだ

それとも彼女はそれすらもせずに、勘を頼りに「一発撮りだ~~!!どうだ凄げ~だろ!!」と思っているのだろうか?
本当にそうなら、ただのお馬鹿でしかない

それにいくら低ISOとは言え、地上部など40分も露光したら真っ白になってしまう事が多いんじゃなかろうか?
そうならない場所を探して、尚且つ美しく絵になる場所で撮る事・・・・それは確かに難しかろう
でも、それと比較明は簡単だってのは別な話じゃなかろうか?

ホタルの例えだって「一匹しか居ないホタルを200枚撮れば200匹写っている様に・・・」
論外だ!爆笑だ!

200枚撮ろうが1000枚撮ろうが、一匹のホタルは一匹のホタルでしかない
そんな事が出来るなら、わざわざ真っ暗で、獣やこの世の物でないものが出て来そうな場所まで出掛けたりないわ
ちなみにホタルは一匹じゃなく「一頭」ですから・・・・って、私も一匹と書きますけどね(^^;
でも、朝カメに載せるような記事を書くならきちん「一頭」と書くわな


Tamron SP70-300mm F/4-5.6 Di

実はこの日周運動とホタルの話は、とある方のBolgで目にしていたのだが「へぇ~、今時化石みたいな事言ってる人もいるんだなぁ。どうせ棺桶に片足突っ込んでいるような”大家”とか”大御所”言われているようなジジイが書いたんだろう」と思っていたら・・・・
なんと!冒頭でも書いたように大好きな米さんが書かれた記事だった。
その昔、米さんが世に出て来た当時は、それまでの大家・大御所たちの撮られた写真とは一味も二味も違う写真を見て、「うわ~凄いなぁ、これからはこう言う人が表立って行くんだろうなぁ」と大いに感銘を受けたものだった。

毎月、何冊かの写真雑誌を「立ち読み」する。さらっと読んで、面白そうな興味のある記事があればごくたまに買う(^^;
大抵、各雑誌に一枚くらいは米さんの撮られた写真が見開きで載っているのだが、最近の米さんの撮る写真ってなんだかその当時の大家・大御所が撮っていた写真とダブって見えてなんだかなぁ・・・・と思っていた。

そんな所にこれだ、いよいよ彼女も大御所化してしまったのかと嘆いてみる、そして大好きだったと過去形になった(;;)


by Tome300 | 2020-01-22 11:31 | その他 | Comments(4)
Commented by Toshihiko at 2020-01-23 00:02 x
御意!!笑
Commented by hosio78 at 2020-01-23 10:33
おはようございます
昨日はあれからダメでした
 まあ米さんは
フイルムに戻ればいいんじゃないかな
Velviaの色はそのままで十分にインスタ映えした色だったし
その頃の作品は良かったよね~
デジタルに移行してからも作品を見る側はあの色を求めちゃうから
米さんの作品を見ると何となく物足りない・・
でも米さんは撮って出しにこだわる
 まあインスタはインスタというジャンルだからあの色でも
全然いいと思うけど
風景写真というジャンルには入って欲しくないよね~
だからどんどん派手な調整になって行くって麻薬のようなものかな
使い始める止められなくなる・・

 わからないわアマチュアは趣味の範囲だから(笑)
Commented by Tome300 at 2020-01-23 15:25
Satoさん、こんにちわ。
御意!ですよね~~(^^;
Commented by Tome300 at 2020-01-23 15:53
hosioさん、こんにちわ。
ダメでしたって割には良い感じじゃないですか(^^)

ホントにね、ベルビアなんて(自分じゃ使った事ないけど)デジタルだったらギンギンレタッチ調ですよね。
あれが良くてインスタ調がダメなんて、プロセスは違っても得られる結果が似た様なものであれば矛盾しすぎですよね。
デジタルの時代になって手軽に様々な表現が出来るのは、決して悪い事じゃないと思うんだけどなぁ。
もちろんやり過ぎで写真として著しく破綻していたり、明らかに外れたものは自然と淘汰排除されて行くのじゃないかと。

自分が銀塩経験ゼロでデジタルから始めたから尚更そう思ってしまうのか、銀塩でみっちりやって来た人間だったらまた別な考え方をするのか・・・・
よし!マジでインスタのアカウント取ってギンギンの写真ばっかりUPしちゃおうかな。
インスタのやり方よく分かんないけど(^^;;;
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